祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

宝塚歌劇と上方の笑い

投稿日:

関西大学なにわ大阪研究のセミナー<「座」の文芸~宝塚歌劇と上方の笑い~>を拝聴。
研究報告1「風狂と笑い 天和・貞享期の座の文芸」安保博史大学教授
研究報告2「笑いと座の文芸 宝塚新芸座と新人会」蔵中しのぶ大学教授
講演「ベルサイユのばら 45年の軌跡」榛名由梨 元宝塚トップスター

昔、「座」は寺院・寺社の行事の時、役者が控える場所を言いました。
セミナーでは落語・狂言・喜劇などの非日常を「座」と捉えて、その歴史を大学教授からお聞きし、歌劇が生み出される現場も「座」と捉えて、榛名さんのお話でした。

研究1
座は「生きる楽しみ」連帯の場。芸術的精神連帯の世界として、芭蕉の生き方・考え方や李白・蕪村のお話へと広がっていきました。

研究2
小林一三は「歌舞伎」浸透の思いから「国民劇」の夢を持ち、「宝塚新芸座」(S25~)では劇団員と漫才師とのコラボ公演もしています。「新人会」(S41~)では新人作家と新人スター発掘に貢献。柴田侑宏侑・植田紳爾・岡田啓二・酒井澄夫など。新人スターには榛名由梨・鳳蘭・大原ますみ・古城都・汀夏子など綺羅星のごとく名を連ねていました。
宝塚歌劇の歴史を一杯教えていただきました。

榛名由梨講演
たっぷり1時間半、楽しかった面白かったです。宝塚歌劇やベルばらについての知識は結構あるつもりでしたが、まだまだ知らないことがいっぱいでした。

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

THE LAST PARTY

梅田「シアター・ドラマシティ」で公演の、宝塚歌劇月組ミュージカルを観劇。 「華麗なるギャッツビー」などの作品を残した作家スコット・フィッツジェラルドの物語。彼は大恐慌の時代に生き、大成功と破滅を経験、 …

伊藤若冲展

没後220年「京都の若冲とゆかりの寺」(京都高島屋)を見てきました。 生涯京都で過ごした伊藤若冲の作品の迫力に圧倒されました。 なんといっても勢いある鶏の絵はすごい。墨絵の力強さがあります。 人物画は …

読書の時間4-⑭

「JR上野駅公園口」(柳美里 著) 全米図書賞受賞の記事を読んで、図書館で予約した本。 アメリカで評価を受けた作品に興味を示しましたが、なんと申しましょうかぁ~「暗い」作品でした。 戦後出稼ぎで東京に …

秋は生け花

水盤にお花を活けると、ほっとします。 でも夏は2日と花が持たず、花を購入する気にならなかった。 働いている時は、玄関にバケツを置いて出かけ、週1度お任せセットを配達してもらっていました。 花屋さんには …

上村松園・松篁・淳之展

奈良学園前にある松伯美術館「上村松園・松篁・淳之三代展」に行ってきました。 日本画の巨匠三代続く上村家の作品を常設している美術館で、周りは高級住宅街で大きな池のほとりにある雰囲気最高の環境でした。(カ …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告