祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

読書の時間⑫

投稿日:

カズオ・イシグロさんの「日の名残り」を、図書館で借りて読んでいます。(遅まきながら)
品位ある執事の生きざまや、時代を生きてきた姿が丁寧な文章でつづられています。
翻訳もすごくうまいなぁと感心。原文は読めないんだけど、きれいな上品な文章が気に入っています。
大英帝国時代のイギリスが消えていく状況を、静かな日々でつづられています。

すごくいい作品なのに、読んでいくうちに大ヒットした「ダウントンアビー」(英国貴族のドラマ)の情景が見えてきて、文章から広がる世界でなく、NHKの画面が私の中で広がってくるのがすごく残念。
 
長く執事をして齢を重ねた男性が言った言葉が残りました。
「人生、楽しまなくちゃ。夕日が1日で1番いい時間なんだ。足を伸ばしてのんびりするのさ。夕日が1番いい」

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

米国作家と日本

英米文学専門の先生の講義を聞いてきました。 人類史におけるアメリカ文学の意義を語る前のお話が、面白かったです。 ヨーロッパ・アジア・アメリカ大陸に住むすべての人々の起源は、6~10万年前にアフリカを出 …

読書の時間1-⑰

「三月は深き紅の淵を」(恩田 陸著) 意味深なタイトルのミステリー小説なので、期待度高まる。 「たった一人にだけ一晩だけ貸すことができる本」から話が始まり、四章に分かれています。 しかしこの四章に大き …

読書の時間2-⑮

「罪の轍(わだち)」 (奥田英朗 著) 「各紙誌絶賛!続々増刷」「600ページ近い大作ながら、読み始めたらやめられない怒涛の面白さ」評を新聞で読んで、すぐに図書館に予約。 本を手にしてがく然。分厚いし …

宝塚歌劇「ALL for One」ふたたび

宝塚歌劇月組公演「ALL for One」を、また見てきました。 やはり面白い!痛快!で、夏の作品にぴったりです。 辛口の観劇仲間たちに聞いても、ほとんどが口をそろえて「面白い」! ただ、コア宝塚ファ …

読書の時間7-⑦

「ものがわかるということ」(養老孟司 著) 「世界をわかろうとする努力は大切である。でもわかってしまってはいけない」(まえがき) そんな「わかる」ってどういうことなのかなと、養老さんが日常にブツブツつ …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告