祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

読書の時間⑳

投稿日:

直木賞と本屋大賞をダブル受賞した「蜜蜂と遠雷」(恩田陸 著)のご紹介。

500ページ越えで今は珍しい二段組というボリュームなのに一気に読めました。分厚い本なのに、内容はたった1つのピアノコンクールの話。よくぞここまで書けるものだ。

コンサート出演者の視点が、いろんな角度から流れるように移り変わります。殺しやミステリーでもないけれど、ワクワク・ドキドキ感もあります。音楽についてあまり詳しくないですが、音楽を言葉で表現したらこんな風になるのかぁと感心しました。
ピアノコンクールを1度聞いてみたくなりました。

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


  1. mirin より:

    恩田陸さんの本、好きです。
    一番最初に何を読んだのか覚えていませんが、
    上と外、夜のピクニック、ドミノ、ライオンハート等、
    想像力をかきたてられて面白かったです。

    蜂蜜と遠雷、今度読んでみます。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

読書の時間1-⑤

樹木希林さんのことばをまとめた本「一切なりゆき」。 2019年上半期1番売れた本です。 肩の力が抜けていく言葉があふれていました。 「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」 「幸せと …

読書の時間3-⑫

隠蔽捜査8「清明」(今野敏 著) 昨年1月発行の今野さんの新作。 警察小説を読むなら、今野さんの作品をお勧めします。 今回も事件を解決すると言うより、一本筋が通った主人公を書くために、事件を起こしてい …

ムーラン・ルージュ!

これぞまさにザ・ミュージカル!「ムーラン・ルージュ」を観劇(梅田芸術劇場)。 劇場全体がパリのムーランルージュのようで、ゴージャスでびっくり。 幕が開けば観劇というより、コンサート会場のようなハイテン …

読書の時間3-⑤

「膠着 こうちゃく」(今野敏 著) 帯の「全サラリーマン共感の嵐」の通り、ある・あるストーリーがとても面白かった。 新入社員が仕事のミスを克服していく、組織に振り回されながらも模索して成長する姿に単純 …

読書の時間7-④

「遥かなる歳月」(曾野綾子 著) 昭和52年刊行の古い本ですが、まだ読んでいない本の中にあったので手にしました。 曾野さんが海外を旅して出会った、静かな人生を歩んでいる日本人の姿を紹介してます。昭和当 …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告