祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

素性法師の春

投稿日:

書道教室に行って、先生宅の玄関に飾ってありました。

(見渡せば)柳桜を こきまぜて 都ぞ春の 錦なりける

「やなぎさくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける」
意味は(はるかに京を見渡すと)柳の新緑と桜の花の色を混ぜて、京の都こそが春の錦に見える。平安前期の歌人で三十六歌仙の一人素性法師の一句「古今和歌集」から。「錦」とは金糸銀糸などで織られた美しい絹織物です。

先生のこだわり
草書の中に「春能」(春の)を行書にして混ぜています。

京の都の、春の豪華さを感じる一句ですね。
(まだ一人でつらつら読めないのが、悲しい)

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

記憶と記録

美術館に行ったり舞台鑑賞が好きです。 が、年々記憶が危うくなり、23年前からパンフレットと半券をファイルしています。 おかげで再演舞台の時や過去の美術展の記録になっているので、助かっています。 もっと …

読書の時間7-⑯

「地図と拳」(小川哲 著) 直木賞受賞作品で紹介されていたので、ずいぶん前に図書館に予約。 忘れたころ本が来たら、なんと660頁を超えるの長編だった。 貸出期間2週間で読むのは・・私には無理でした・・ …

北斎と広重展

中之島香雪美術館で「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」を観る。 風景版画の迫力が迫る勢いがあふれた作品。富士山を中心に江戸時代の生活も感じられて、まったりしたいい時間を …

読書の時間2-⑱

「御松茸騒動」おまったけそうどう(朝井まかて 著) 本帯に「バブルを知らぬ世代の、底力!」とあり、時代小説とどう結びつくのかと興味津々で読みました。 左遷された出世意欲が強い若い藩士が、松茸林を復活さ …

永遠のベルばら

高島屋の「池田理代子デビュー50周年記念展」に行ってきました。 学生時代に「マーガレット」(漫画雑誌)でベルばらに出会い、社会人になってからは宝塚歌劇でかなりの回数観劇。(おかげで宝塚にもはまってしま …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告