祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

読書の時間2-⑫

投稿日:

「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング 著)
10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しく見る習慣

今話題の、ビルゲイツやオバマも絶賛した本。
賢い人ほどとらわれやすい思い込みから、データや事実を正しく読むスキルを身に着けてくれる本です。
単純な思い込みから、世界を間違って見ていたのではと不安にさせる本でした。

例えば、世界には貧困で生きるのに精いっぱいな人々が増えてきている。と思っていても、比率は実は年々減ってきている。ネガティブなニュースの方が、圧倒的に耳に入りやすく、よい出来事はニュースになりにくい。

数字(データ)がすべてではないが、数字がなければ世界は理解できない。でも数字だけでは世界はわからない。

など、物事の考え方や見方の「心構え」を教えてもらったような・・・そんな本でした。

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ターナー展

京都文化博物館の「ターナー 風景の詩」に行ってきました。 この建物は煉瓦作りで、昭和40年まで日本銀行京都支店として使用されていたもの。(重文) その中の展示を見ていると、足元から文化に包まれた心地よ …

桜の森の満開の下

野田秀樹演出「贋作 桜の森の満開の下」を、新歌舞伎座で観劇。 野田さんの舞台は、大地真央主演「12夜」以来なので32年ぶり。あきすぎですよね。 この作品は、妖しく残酷な女と孤独な男の幻想的な怪奇物語( …

KEREN・レビュー

大阪城公園にできたCOOL JAPAN PARK OSAKAで上演の「KEREN」を観劇してきました。 外連(けれん)とは、歌舞伎で奇抜な演出の事。言葉のごとく舞台は、日本のすべてをてんこ盛りにした迫 …

新旧の文庫本

部屋の奥から古い文庫本を見つけたら、懐かしく無性に読みたくなった。 永井路子さんの「北条政子」。NHK大河ドラマ「草もえる」(1979年)を見ていた時に北条政子に興味が出て、購入して読んだのを思い出し …

読書の時間9-⑨

「御庭番耳目抄 まいまいつぶろ」(村木嵐 著) 少し前に「またうど」を新聞広告で見つけて読みました。その広告に「傑作歴史小説【まいまいつぶろ】の感動再び」本屋が選ぶ時代小説大賞・日本歴史時代作家協会賞 …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告