「そして、星の輝く夜がくる」(真山仁 著)
阪神・淡路大震災で被災した主人公が、応援教師として東日本最震災の被災地で子供たちと触れ合っていく話。連作の短編集です。
悲しみが前面に出ているのではなく、子供たちの生きていく力強さと被災者だからわかる寄り添い方にホッとさせられました。
(著者自身が阪神淡路の被災者だそうです)
ボランティアの問題点なども取り上げ、残していかなくてはいけない本だと思いました。
読書の時間4-⑦
投稿日:
執筆者:masumi
定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。
投稿日:
「そして、星の輝く夜がくる」(真山仁 著)
阪神・淡路大震災で被災した主人公が、応援教師として東日本最震災の被災地で子供たちと触れ合っていく話。連作の短編集です。
悲しみが前面に出ているのではなく、子供たちの生きていく力強さと被災者だからわかる寄り添い方にホッとさせられました。
(著者自身が阪神淡路の被災者だそうです)
ボランティアの問題点なども取り上げ、残していかなくてはいけない本だと思いました。
執筆者:masumi
関連記事
「おしまいのデート」(瀬尾まいこ 著) 2019年「そして、バトンは渡された」が本屋大賞になった作家で、作品のいくつかは映画にもなっています。 瀬尾さんは元中学国語教師で、若者の気持ちに寄り添う文章に …
幕末に緒方洪庵が開いた学塾「適塾」が、大阪の北浜に保存されていました。(偶然通って見つけました) 蘭学者で医者で教育者の洪庵は、天然痘予防などに大きな功績を残されています。 門下生には、橋本左内、大村 …
「バラ色の未来」(真山仁 著) どんな幸せな未来が?!と期待して読みました。まさに「いま」を取り上げた内容で、一気読みしちゃいました。 カジノ誘致に振り回される社会派ミステリー。ギャンブル依存と地方再 …
「推し、燃ゆ」(宇佐見りん 著) 芥川賞受賞・2021年本屋大賞ノミネートの話題作。21歳の作家です。 なんというか・・わからない今の世界。「推し」と言う言葉も、受賞記事を読んだ時に理解した私です。 …