現代語訳「論語と算盤」渋沢栄一(守屋淳 訳)
1916年に刊行された「論語と算盤」(そろばん)の現代語抄訳版。
NHK大河ドラマ「晴天を衝け」をしているので、手にしました。
資本主義の中で、「論語」に基づいた人生を歩んでいった渋沢さんの思想が書かれていました。
まず「論語」を知らない私は、「ふんふん、まっとうな正しい考えだ」と思いながら読み進めていきました。
「論語」には、おのれを修めて、人と交わる為の日常の教えが説いてある(そうです)
この本、精神論が力強く語られていて、渋沢さんの人生が書いてあると思った私はアレレ??
巻末の「渋沢栄一小伝」は大河ドラマのストーリーそのもので、やっと納得。
でも、心打つ言葉がいっぱいで、いつか再読したいなと思った本です。