書道教室に行って、先生宅の玄関に飾ってありました。
(見渡せば)柳桜を こきまぜて 都ぞ春の 錦なりける
「やなぎさくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける」
意味は(はるかに京を見渡すと)柳の新緑と桜の花の色を混ぜて、京の都こそが春の錦に見える。平安前期の歌人で三十六歌仙の一人素性法師の一句「古今和歌集」から。「錦」とは金糸銀糸などで織られた美しい絹織物です。
先生のこだわり
草書の中に「春能」(春の)を行書にして混ぜています。
京の都の、春の豪華さを感じる一句ですね。
(まだ一人でつらつら読めないのが、悲しい)