京都のお寺では、通常非公開のお庭や茶室などを季節ごとに「特別公開」しています。
今回は大徳寺の「黄梅院」「興臨院」「総見院」に行ってきました。
タクシーの運転手が進める「穴場」観光地NO1が、大徳寺だそうです。
理由は広くて、寺院がたくさんあり見どころ満載だから。
さらに特別公開中なので、解説者がたくさんいてじっくりお話を聞かせてくれました。
「黄梅院」:本堂や唐門は重文で、利休が作らせた庭や襖絵などがりっぱ。紅葉は終わってましたが、次のお勧めは5月の新緑のもみじと苔と、白川砂のコントラストが見事だそうです。
「興臨院」:前田利家公から前田家菩提寺。重文の本堂や唐門。方丈前庭の庭園は心落ち着く静けさでした。
「総見院」:織田信長公の菩提寺。(ちなみに信長の墓は全国20数か所あるそうです)重文の信長公木像は信長を知っていた仏師の作なので面影をよく伝えているとか。きりっとしたスポーツマンタイプのお顔でした。利休から譲り受けた樹齢400年の椿などもあります。