「始まりはジ・エンド」(新津きよみ 著)
文庫の新書紹介で、作者は短編ミステリーの名手と紹介されていたので、手にしました。
ジ・エンドは最後だけでなく、一区切りの生き方を描いた短編集です。
身辺整理や、人との関係の色々など、大事件が起こる内容ではない。
どちらかというと「ジ・エンドからの始まり」で、前向きになれる作品でした。
読書の時間3-⑩
投稿日:
執筆者:masumi
定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。
投稿日:
「始まりはジ・エンド」(新津きよみ 著)
文庫の新書紹介で、作者は短編ミステリーの名手と紹介されていたので、手にしました。
ジ・エンドは最後だけでなく、一区切りの生き方を描いた短編集です。
身辺整理や、人との関係の色々など、大事件が起こる内容ではない。
どちらかというと「ジ・エンドからの始まり」で、前向きになれる作品でした。
執筆者:masumi
関連記事
「わたしが消える」(佐野広実 著) 江戸川乱歩賞受賞記事を読んで、図書館に予約。 偶然、検査で認知症の初期段階だとわかった元刑事が主人公。施設に置き去りにされた認知症の人の過去を探っていくところから話 …
「黄犬交遊抄」(ドナルド・キーン 著) 2019年2月に96歳で亡くなられた日本文学研究者のエッセイ、講演録などをまとめた本です。 三島由紀夫、阿部公房などキラ星の如く多くの親友たちとのやり取りは、心 …
「祈りのカルテ」(知念実希人 著) 医療ミステリ?のような、でも心が温かくなるような本です。 臨床研修医とは、2年間いくつか科を回り新米医師が進む道を決めます(って知らなかった)。 その研修医が患者の …
「恋忘れ草」(北原亞以子 著) 「最近時代小説読んでないし、とっかかりは短編集かな」と、手にした本は平成5年上期直木賞作品でした。 江戸の町のキャリアウーマンたちの生きざまが、今に通じる目で描かれてい …