「月まで三キロ」(伊与原新 著)
作家は理工系で専門は地球惑星物理学。
この作品は、新田次郎文学賞受賞の作品。とても理工系とは結び付かない日常のお話です。
「月まで三キロ」は自殺の場所を探す男がタクシー運転手と会話して、考えを変えていく話。私としては主人公の思考に、少々イラつきましたが・・
短編集で、他5作も上品な作品。何でもない生活の中での面白い切り口で、読後が気持ちイイ。また、どの作品も理工系のさりげない知識が出てきて興味深い。私には表題以外の作品がとても面白かった。

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。
投稿日:
「月まで三キロ」(伊与原新 著)
作家は理工系で専門は地球惑星物理学。
この作品は、新田次郎文学賞受賞の作品。とても理工系とは結び付かない日常のお話です。
「月まで三キロ」は自殺の場所を探す男がタクシー運転手と会話して、考えを変えていく話。私としては主人公の思考に、少々イラつきましたが・・
短編集で、他5作も上品な作品。何でもない生活の中での面白い切り口で、読後が気持ちイイ。また、どの作品も理工系のさりげない知識が出てきて興味深い。私には表題以外の作品がとても面白かった。

執筆者:masumi
関連記事
今回は小説・随筆ではなく、指導書? 毎週卓球教室に通えど、まったくうまくなりません。 指導コーチは一流の方なので、申し訳ない気持ちでいっぱい。 何とか活路を見出したく、図書館で借りてきました。 はたし …
「公家武者信平 ことはじめ」(佐々木裕一 著) ことはじめシリーズの1から16まで、ほぼ一気読み。やっと終わったぁ~ 最初の1冊をなにげなく手にして、はまってしまいました。 イケメンでお家柄がよく、剣 …
京都文化博物館の「ターナー 風景の詩」に行ってきました。 この建物は煉瓦作りで、昭和40年まで日本銀行京都支店として使用されていたもの。(重文) その中の展示を見ていると、足元から文化に包まれた心地よ …
「ももいろクローバー結成10周年記念展」をしていたので、のぞいてきました。 結成10年なのに、私がももクロを知ったのが1年ほど前で、周囲にバカにされたなぁ。 だから、ぜひこの記念展を見て勉強しましょう …