「キャッチ・アンド・キル」(ローナン・ファロー 著)
内容を知らずに、本屋の売上ランキング上位にあったので図書館で予約。
著者はミア・ファロー(女優)の息子で報道記者。ハリウッドの大物プロデューサーによる性暴力・被害を取り上げています。
ほとんどが実名で登場し、緊張感あふれる内容でびっくりです。
スキャンダル揉み消し資金・告発者をつぶす・政界情報機関の隠蔽だのと、まさに映画の世界です。
華やかな世界の告発だから、よけいにドロドロしていています。
アメリカではかなりの騒ぎになったんだろうなぁと、想像しながら読みました。
読後調べたら、MeToo運動はこの1冊から始まり、ピューリッツァー賞受賞。
全米ベストセラーだった。