奈良学園前にある松伯美術館「上村松園・松篁・淳之三代展」に行ってきました。
日本画の巨匠三代続く上村家の作品を常設している美術館で、周りは高級住宅街で大きな池のほとりにある雰囲気最高の環境でした。(カモもたくさん泳いでました)
「松園」は女性として初の文化勲章を受章した画家で、江戸時代から続く日本髪の女性を中心に描いた多くの作品を残されました。
「松篁」は花鳥画を中心に自然を取り上げた作品がおおく、丹頂鶴の神々しさは素晴らしかった。松園(母)に続いて文化勲章を受章。
「淳之」は松篁の長男。父同様、花鳥画が多かった。松篁とは画風が少し違うなと感じましたが、どこがとはわからない(私には)。昭和8年生れで、ご活躍中です。
美術館は近鉄電車名誉会長故佐伯勇邸の敷地内にあり、和風家屋も残っていて整備された庭園もあり、静かな時間を過ごせました。
松伯美術館、松林もある庭園、そして大渕池。