龍谷大学主催の「心の講座」を、京都で聞いてきました。
第1講「聖徳太子の精神文化」法隆寺管長 大野玄妙 師
第2講「ブッダをめぐる人々」漫画家 里中満智子 氏
実は私がファンなのは主催者の薬師寺管長 村上太胤師のお話。語り口調は漫才を聞いているようにわかりやすく面白く、必ずオチがあります。
講話を聞く機会があれば、ぜひ行ってください。ずっと聞いていたいくらい面白い。
第1講は、聖徳太子の生きていた時代と精神。初めて聞く言葉がいくつもありました。
「四摂法」 人を幸せにして自分も幸せになる考えで、1. 布施(ふせ)2. 愛語(あいご)3. 利行(りぎょう)4. 同事(どうじ)の四つの行為。他に「大乗仏教」など。
講話の私の理解度は、思いやりや慈しみのお話でした。
第2講は、里中さんが宗教にかかわる漫画を数多く描いていて、その時々に学んだお話。
「ブッダ」とは個人名でなく、最高位「仏の悟り」を開いた人をさします。(知らなんだ)
一般的には、ゴータマ・シッダールタのことを言うそうです。(里中漫画はこの人の話)
日本でいう「お釈迦さま」は、ブッダがシャカ族の王子だったからとか。
里中さんの話は会話調で、漫画か紙芝居を見ているようで楽しかったです。
村上さんが挨拶で、GWの初日に薬師寺管長と法隆寺管長がここに来て、お寺は混乱していないかと笑いながら話されていました。