「彼岸花が咲く島」(李琴峰 著)
芥川賞受賞作。図書館に半年前に予約してやっと入手。
近未来?SF?昔話?って、わからないくらい不思議な導入。
沖縄?小笠原?北海道?って、想像が膨らむ。
ありそうでなさそうな、そんな島のお話はとても新鮮でした。
島民のユートピア?な生活が、現実的な重いテーマを含んでいて、最後はいい緊張感で読み終わりました。

本のしおりは「赤色」で、読み進むたびに彼岸花を感じました。
定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。
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「彼岸花が咲く島」(李琴峰 著)
芥川賞受賞作。図書館に半年前に予約してやっと入手。
近未来?SF?昔話?って、わからないくらい不思議な導入。
沖縄?小笠原?北海道?って、想像が膨らむ。
ありそうでなさそうな、そんな島のお話はとても新鮮でした。
島民のユートピア?な生活が、現実的な重いテーマを含んでいて、最後はいい緊張感で読み終わりました。

本のしおりは「赤色」で、読み進むたびに彼岸花を感じました。
執筆者:masumi
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