「恋忘れ草」(北原亞以子 著)
「最近時代小説読んでないし、とっかかりは短編集かな」と、手にした本は平成5年上期直木賞作品でした。
江戸の町のキャリアウーマンたちの生きざまが、今に通じる目で描かれています。
日本髪と着物姿からは想像できない、仕事恋愛で厳しい判断を迫られ生きて行くカッコいい女性たちです。読んでいて楽しくなりますよ。

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。
投稿日:
「恋忘れ草」(北原亞以子 著)
「最近時代小説読んでないし、とっかかりは短編集かな」と、手にした本は平成5年上期直木賞作品でした。
江戸の町のキャリアウーマンたちの生きざまが、今に通じる目で描かれています。
日本髪と着物姿からは想像できない、仕事恋愛で厳しい判断を迫られ生きて行くカッコいい女性たちです。読んでいて楽しくなりますよ。

執筆者:masumi
関連記事
「膠着 こうちゃく」(今野敏 著) 帯の「全サラリーマン共感の嵐」の通り、ある・あるストーリーがとても面白かった。 新入社員が仕事のミスを克服していく、組織に振り回されながらも模索して成長する姿に単純 …
「娘を呑んだ道」(スティーナ・ジャクソン 著) スウェーデン推理作家アカデミー「最優秀犯罪小説賞」「ガラスの鍵賞」「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝いた傑作スリラーと紹介されていたら、読むしかないでしょ …
日本画家 堀文子さんは今年2月100歳で逝去。その追悼展が、京都高島屋で開催されていました。 これが堀さんの作品?と分からないようなのも含めて、多種多様の作品があります。 本人も「その時をどう生きてい …
「わたしが消える」(佐野広実 著) 江戸川乱歩賞受賞記事を読んで、図書館に予約。 偶然、検査で認知症の初期段階だとわかった元刑事が主人公。施設に置き去りにされた認知症の人の過去を探っていくところから話 …