京都文化博物館の「ターナー 風景の詩」に行ってきました。
この建物は煉瓦作りで、昭和40年まで日本銀行京都支店として使用されていたもの。(重文)
その中の展示を見ていると、足元から文化に包まれた心地よさを感じます。
ターナーのさらっとした絵は、油絵を優しく描いているのかと思っていたら、水彩画も多かったので驚きました。
逆に水彩画は、油絵のような重厚感があり目を奪われました。
ヨーロッパを回り風景画を描いていたため、当時は旅行記としても人気があったそうです。
テムズ川の絵は青い紙に描いて雰囲気を出すとあり、水彩画初心者の私はそれもありか!と。
そしてうまく描くコツはと聞かれ、「あくせく働くこと」と答えているターナー。
「模写すること」で、技術は向上したとも言われています。
水彩画を気持ちよく描けるようになりたい私は、いい刺激になりました。