オムロン文化フォーラム「源氏物語-なぜ今も読み続けられるのか」を聞いてきました。
京都の企業オムロンは定期的に無料講演をして、すでに第330回です。
大学名誉教授福島氏は、大学の講義のように「文学とは何か」を半分以上の時間語られました。源氏物語解説をがっつり聞きたかった私は、少々残念。
文学とは
歴史とは公の出来事を書きますが、文学はたった一人の思い(私情)を探求する事(山本周五郎談)。その中に心の真実があれば、それに興味を見出せばいい。
源氏物語
75年間の光源氏・夕霧・薫の3世代のお話。(光源氏の両親も出てくるので4世代とも)
女御、更衣が次々に出てきて、物語への熱い思いを語ってくださいました。
でも「なぜ読み続けられているのか」の答えはなかったなぁ。
今後、釣りバカ浜ちゃんのモデルになった元出版社の人、同志社大学教授の「世界を読み解く宗教入門」講演があります。