今日も、京都もうで(遊びですが)続きます。
京都在籍の能楽師有志による、被災地復興チャリティ公演(ロームシアター)です。
公演前の解説は、英語との二本立てです。客席には外国人も結構いました。
午前の部、翁(能)・土筆(狂言)・葵上(能)を見てきましたが、夜の部は台風の影響は大丈夫だったのかな。
*翁は祝福を目的とした、神への祈りの静かな舞。すり足や静の空間が心地よかったです。
*狂言は、日常のふとした面白さを話し言葉で伝えてくれるので、わかりやすいです。和歌の勘違いを二人が言い合う姿に、客席からは笑いも。
*葵上はもちろん源氏物語。病気で寝込んでいる葵上のもとで、鬼の様相の六条御息所と山伏の霊力の対決。ある程度ストーリーがわかっているだけに、面白かった。そして、鬼嫁の怖さを感じました。
*古典芸能は眠くなるからと興味ない人が多いですが、若い時から意識して接触してきて、今は江戸時代の庶民を何となく肌で感じられ、また見どころも少しづつわかってきました。
チャリティ公演なので、もちろん寄付してきましたよ~