祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

読書の時間5-③

投稿日:2021年10月30日 更新日:

「これでおしまい」(篠田桃紅 著)
3月に107歳で亡くなられた「書」の美術家。
篠田さんは名前は知っているが、活躍を知らないと思っていました。
しかし今回本を読んで、テレビ特番で拝見、作品も見たことがあるのを思い出しました。

本は人生編(生い立ち)とことば編に分かれていて、言葉はいままでの名文の集大成。「うん。うん」とうなづきながら読み、心の浄化のひとときでした。

*時間というものをいい思い出になるように持てたら、人間はいいなと思いますね。
*人と人との出会い、そのやりとり。この世ではこれが何よりも面白く、何よりコワイ。
*幸福というのはその人の自覚ですから。
*長生きというのは、色々思い出をつくるために生きているみたいね。

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

第70回正倉院展

奈良国立博物館で開催の正倉院展に、秋晴れの気持ちいい日に行ってきました。 混まない時間を自分なりに判断して行きましたが、やはり長い行列でした。 しかし並ぶだけのことがある宝物の展示。すごかった。 特に …

読書の時間3-⑬

「娘を呑んだ道」(スティーナ・ジャクソン 著) スウェーデン推理作家アカデミー「最優秀犯罪小説賞」「ガラスの鍵賞」「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝いた傑作スリラーと紹介されていたら、読むしかないでしょ …

読書の時間1-⑦

「フリーター、家を買う」(有川浩 著) 甘えん坊青年が、母親の病気を機に真面目に職を探し成長していく本で、最初は内容的(年齢的)に私には合わないかなと思っていましたが、案外引き込まれていきました。 い …

「にんじん」観劇記

大阪松竹座で、大竹しのぶ「にんじん」を観劇。 38年前に演じた少年役を、還暦を機に演じるパワーはすごい。 逆境に立ち向かう少年の姿を、心地よい歌声のミュージカルで堪能しました。 大竹さんの舞台鑑賞は「 …

読書の時間8-①

「発火点」(真保裕一 著) 21歳の若者が仕事を転々として、世間に背をむけて生きている。前半は何となくたらたらした生き方に、この青年の心の葛藤の本?として読んでいました。 子供時代のつらい事件をひも解 …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告