ギリシア人の物語 第1巻「民主政の始まり」第2巻「成熟と崩壊」(塩野七生 著)(第3巻「新しき力」は未読)
イタリア在住でイタリアを題材にした作品を多く出している塩野さん。
29年前宝塚歌劇で「ベネチアの紋章」(花組 大浦みずき主演)を観劇してから読み始めました。(「聖マルコ殺人事件」が原作)
チェーザレ・ボルチアやベネツィア共和国などに興味が出て、(ベルばら見てからフランス革命関連本を読んだように)当時はずいぶん読みましたが最近はご無沙汰でした。
緊急事態宣言前日に図書館に行き、久しぶりに塩野さん作品を手にしました。
小説と思いきや「ギリシアの歴史書」のようで、それも大学の教科書のようなむつかしさ。民主政がどのように生まれ、どのように機能し、そうしてダメになったか。戦争などの史実も細かく解説されていて、読み切ったけど、????の難解さでした。