「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング 著)
10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しく見る習慣
今話題の、ビルゲイツやオバマも絶賛した本。
賢い人ほどとらわれやすい思い込みから、データや事実を正しく読むスキルを身に着けてくれる本です。
単純な思い込みから、世界を間違って見ていたのではと不安にさせる本でした。
例えば、世界には貧困で生きるのに精いっぱいな人々が増えてきている。と思っていても、比率は実は年々減ってきている。ネガティブなニュースの方が、圧倒的に耳に入りやすく、よい出来事はニュースになりにくい。
数字(データ)がすべてではないが、数字がなければ世界は理解できない。でも数字だけでは世界はわからない。
など、物事の考え方や見方の「心構え」を教えてもらったような・・・そんな本でした。