「棲月(せいげつ)」(今野敏 著)
少し前に「世界の見方考え方」の本(FACT FULNESS)を読んでちょっとむつかしかったので、隠蔽捜査シリーズ7を見つけ、軽~い感じで読みました。
「偉いのではありません。やれることの権限が増えるだけです。我々は国民のために働いている。えらいのは国民です」と言い切る、生真面目で筋の通った考えを持つ警察幹部のお話です。
事件は最後には気持ちよく解決するし、主人公竜崎伸也の言葉や行動がなかなかいないだろうこんな人!です。(水戸黄門の現代版と言ったら怒られるかな)