「日曜日の万年筆」(池波正太郎 著)
時代小説・歴史小説でおなじみの直木賞作家。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人藤枝梅安」など膨大な人気シリーズを書いています。
私は時代小説をあまり手にしないので、池波さんの作品を読んだことがない。
作品を知らずに、本音をつぶやくエッセイ集を読みました。
作家へのファン度がないので、昭和のおじさんの本として読んでしまった。
おだやかな昭和の時代に生き、映画を見て、衣食住に思いをはせ、なんだかコロナ禍の今読むと、100年くらい前の日本の情景みたいだった。
本のタイトルは、人が働いていない時に仕事をするのが好きな作家の思いです。(私はその逆=人が働いてるときに休む=が好き)