退職して「毎日が夏休み特別公演生活でしょ」と言われそうですが、イヤイヤ忙しい中、人形浄瑠璃文楽を見てきました。
文楽鑑賞すると、江戸時代の庶民の娯楽が感じられ、気分はタイムスリップ。
「新版歌祭文・野崎村の段」は三角関係のもめ事を、親も登場してすったもんだ。でも文楽なのでそこはハッピーエンドには終わらず、それぞれが覚悟を決めた人生を歩むことに。
「日本振袖始・大蛇退治の段」は大スペクタクルで、大蛇とスサノオノミコトとの対決です。舞台狭しと大蛇が走り回ります。ヤマタノオロチ(大蛇)の化身・岩長姫を勘十郎さんがしているので、私はこれがお目当て。
多く来ていた外国観光客も、この大蛇は記憶に残るだろうなぁ。三角関係のゴタゴタ作品は、わかりにくいかもしれないけど。
1階の資料室では、文楽を詳しく解説してあり、人形を触って撮影もできます。