1925年に英訳された紫式部「源氏物語」を、日本語に訳し戻した本があります。
100年ほど前に翻訳されて、それを現代訳にした本が発売され、図書館で借りてきました。
登場人物はゲンジ、エンペラーキリツボなどカタカナ表記です。
他に「更衣」はワードローブのレディ、「御簾」はカーテン、「琵琶」はリュート、「小袿」はスカーフ、「横笛」はフルート、「ヒカル・ゲンジ」はシャイニング・プリンス。
本が分厚くて、ちょっと構えて読み始めましたが、かなり面白くわかりやすい。
紫式部著(学生時代)田辺聖子訳(20代)を読みましたが、実は話の流れしか残っていない。
この本は、映画のように情景がはっきり表現されていて、登場人物の心の動きまでとても分かりやすいです。
さらに100年前のヨーロッパの香りも何気に感じられて、興味深いです。
この本を読んでから、もう1度紫式部の原本を読んでみたくなりました。
でも全4巻のうち、まだ1巻しか刊行されていません。
スッゴク分厚い本ですね。でも丁寧に書かれてるみたいで面白そうですね!一巻はどのあたりまで書かれてるのか?
面白表現あったら教えてください。
確かに本は面白いです。
しかし分厚すぎて、貸出期間内に1/4しか読めなかった。
予約者も多いので、再予約して何度か分断して読むことになります。
だって、3200円は高いので買えましぇ~ん。