祭食兼備

定年後の生活を満喫。食に、遊びに、生活のちょっとした工夫を楽しんでいます。

趣味

源氏物語を読む

投稿日:

1925年に英訳された紫式部「源氏物語」を、日本語に訳し戻した本があります。
100年ほど前に翻訳されて、それを現代訳にした本が発売され、図書館で借りてきました。

登場人物はゲンジ、エンペラーキリツボなどカタカナ表記です。
他に「更衣」はワードローブのレディ、「御簾」はカーテン、「琵琶」はリュート、「小袿」はスカーフ、「横笛」はフルート、「ヒカル・ゲンジ」はシャイニング・プリンス。

本が分厚くて、ちょっと構えて読み始めましたが、かなり面白くわかりやすい。
紫式部著(学生時代)田辺聖子訳(20代)を読みましたが、実は話の流れしか残っていない。
この本は、映画のように情景がはっきり表現されていて、登場人物の心の動きまでとても分かりやすいです。
さらに100年前のヨーロッパの香りも何気に感じられて、興味深いです。
この本を読んでから、もう1度紫式部の原本を読んでみたくなりました。

でも全4巻のうち、まだ1巻しか刊行されていません。

アドセンス広告

アドセンス広告

-趣味

執筆者:


  1. じゃりんこチエ より:

    スッゴク分厚い本ですね。でも丁寧に書かれてるみたいで面白そうですね!一巻はどのあたりまで書かれてるのか?
    面白表現あったら教えてください。

    • masumi より:

      確かに本は面白いです。
      しかし分厚すぎて、貸出期間内に1/4しか読めなかった。
      予約者も多いので、再予約して何度か分断して読むことになります。
      だって、3200円は高いので買えましぇ~ん。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

読書の時間1-⑩

「ラプラスの魔女」東野圭吾著作 面白かったです! 読んでいると「不思議な力」が出てきて、SFとか今の生活からはありえない世界の「映画」は好きですが、「本」はチョット受け付けがたい私。 しかし宇宙やロボ …

読書の時間7-⑦

「ものがわかるということ」(養老孟司 著) 「世界をわかろうとする努力は大切である。でもわかってしまってはいけない」(まえがき) そんな「わかる」ってどういうことなのかなと、養老さんが日常にブツブツつ …

抗菌ボール

卓球を週1回習っています。 学生時代のクラブ活動は、ピンポン気分で楽しんでいました。 もちろん今も楽しんでいますが、月謝払って指導者がついてのレッスンは気分がちょっと違いますね。 コロナで2か月お休み …

類は友を呼ぶ

類似した作品を比べながら鑑賞する展覧会に行ってきました。(兵庫県立美術館) 企画がなかなか面白いですね。 個別に作品を見るのでなく、分けられたグループ全体の作品を鑑賞します。 例えば「千の線」は、いろ …

読書の時間9-⑬

「任侠梵鐘」(今野敏 著) 暑くなると本がなかなか進みません。 予約していた「軽~い」本が来たので、久しぶりにぐいぐい読みました。 任侠シリーズの最新作で、ワンパターンではあるがそれが面白い。 ヤクザ …

プロフィール

プロフィール

profile

性別:「女性」

「私らしさ」を探索しながら、清く正しくのんびり歩いています。

アドセンス広告